面接の不安はこうして解消!安心へ変える5つのコツとは
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いざ面接が決まると、アレコレ不安な気持ちが湧いてきますよね。どんなこと聞かれるのだろう、うまく答えられるか、面接の立ち振る舞いがちゃんとできるだろうか、周りのひとはうまくいってるのだろうなど不安になるものです。この不安な気持ちを少しでも解消するにはどうしたらよいのでしょうか。

不安な気持ちを解消するには、 準備段階から眠ることまでやれることはあります。少しでも面接の不安を解消し、安心に向かえるよう普段若い方の支援をしている立場からそのコツをお伝えします。




面接の不安を解消するには

面接が不安と言っても、その内容は人によって様々でしょう。例えば「自分にはPRできるような特別な経験がない」「他の人と比べて面接の経験がない」「そもそも面接ってどういうことをするのかよくわからない」など色々あると思います。

そんな面接が不安な時には解消するコツがあります。まずは…

  • 不安という気持ちをどう受け止めるのか
ということを、しっかりと押さえておきましょう。


面接の不安を解消するためには、大きく分けて三つのポイントがあります。

  • 面接というものをどう考えるかという面接に対する正しい認識や心構えをもつこと
  • 面接で聞かれることや正しい応対の知識をつけること
  • 自分のこと知り、伝えるべきことを整理し、練習すること
まずは、これらを知ることが大切です。

また、面接の前の晩には眠れなくなることもあると思います。そんな時に試してほしいこと…

  • 不安でも眠れるコツ
も取り上げて、一つ一つお伝えしようと思います。

不安という気持ちをどう受け止めるか

そもそも不安という気持ち自体にどう対処したら良いのでしょうか。その為には捉え方を変えることが面接前にやれることのひとつです。

私なりに思う不安という気持ちのわけは「自分を守るものである」ということです。

太古の昔に人類が 例えば冬がやってくるのを予想すれば食べ物がなくなってしまうかも知れない(不安)。だから食べ物を準備しなければならない、不安という気持ちがあればこそ、その準備を事前にすると思います。

だからある種不安な気持ちというのは、生きていくために沸き起こる様にできているのかも知れませんね。嫌なものですが、不安という気持ちは自分を守ってくれるもの、敵ではないと思うようにすると良いのかもしれません。

そしてそういう気持ちが沸き起こってきた時には…

『今自分が何かできることや行動することはないかというサインとして受け取る』
のはいかがでしょうか。未来の可能性があるからこそ感じる感情なのだと思います。

面接というものをどう考えるか

面接を受ける際に、改まった場での会話が苦手でとか、緊張してしまい頭が真っ白になってしまうなどといった不安を感じることもあるかも知れません。そんな時は面接に対する認識や面接に対する心構えをきちんと持つことが大切です。

面接と言うのは

『お互いが理解しあう場』
なのです。採用側は当然見るかもしれませんが、 応募者も会社のことを見て良いんですね。質問だってしていい、立場は平等なんです。 面接は「まな板の鯉」の様な状態でつっこまれに行く場ではありません。

また面接で見る事って言うのは自分にまつわる全人格的なものでは全くありません、あくまで職業人としてどうかということだと思います。

ですからもし失敗したとしても自分の”ほんの一部”なのです。

また面接はあくまで”マッチング”というところがあります。面接は資格試験とかと違ってそのスキルのみを図る訳ではありません。いろんな側面から見てるんですね。そう見ると 面接は「お見合い」とか「結婚」とか に近いんじゃないかと思います。

例えば英語の資格試験であれば、英語力というスキルだけを見ると思います。しかし就職や転職の面接ではスキルのみならずや経験、お互いの相性ややる気・熱意といった様々な面から見ているのです。お見合いや結婚もルックスだけでは決めませんよね。

だからお互い様々な面から見て、それが良くないなら、自分がどんなに良いと思っても面接は通らないでしょうし、逆にそれらが良ければ、最初の印象が今ひとつだったとしても、面接もスムーズに通過し、実際の仕事もやりやすかったりするものです。

このように考えていけば少し落ち着きますよね。

面接で聞かれることや正しい応対を知ること

そもそも面接でどんなことをするのか、どういうことを聞かれるのかがわからないと不安になりますよね。具体的な知識を知ることが安心を呼びます。

ですから準備としてはまず面接というものが一体どんな流れで進むのか、どんなことを聞かれるのか、また態度やマナーについて 正しい知識を身につけることです。

特にしっかり応対できるかっていう点においては見本となるものをきちんと理解しておくことも大事でしょう。以下説明していきますね。

面接当日の流れについて

当日の面接会場に着いてからの流れからお伝えしますね。それは…

  • 会社や面接会場などにまず着く
  • 受付に行き面接に来たことを告げる
  • 控え室に通されるかまたは面接の部屋に直接通されるので、そこでしばらく待つ
  • その後控え室の場合であれば、案内の方がいらっしゃり面接の部屋の前まで案内される。
     (事前に面接の部屋に入ってる場合には面接官が入室する)
  • 入室し面接開始。事前に面接の部屋に居る場合には、面接官が入室したら立ち上がり、挨拶し面接を開始
ちなみに寒い時期にはコートも会社の外で脱いでから建物に入りましょう。

さて、面接の大まかな流れについてはだいたい決まっています。その流れは以下になります。

  • 挨拶 、導入:お互い緊張をほぐすような会話をする
  • スキルなどの確認:応募書類を見ながら今までのことを話し合う
  • 働く姿勢や適性の確認: 仕事への意欲や態度、入社後のことなどについて話し合う
  • 会社側からの説明:仕事内容や 待遇などについて話し合う
  • 条件面の確認:いつから働けるか、希望給与額などについて話し合う
  • 面接の終了 :最後に質問などし終了
面接が終われば退出します。通常はそのまま会社の外に出て帰宅ということになります。

面接で聞かれることについて

上記のように当日は行動することになりますが、さらに面接で聞かれることについて代表的な質問例をあげておきます。

  • 「自己紹介をしてください」
  • 「この仕事を志望する動機は何でしょうか(職種の志望動機)」
  • 「弊社を志望する動機は何でしょうか(会社の志望動機)」
  • 「自己PRをお願いします」
  • 「前職はどうして退職されたのでしょうか(一般の方場合、退職理由・未就職理由)」
  • 「ご希望の給与額はありますか(一般の方の場合、給与面や待遇のこと)」
  • 「最後に何か質問はありますか」
などです。

こういった一般的な観点から準備をしてなおかつ不安があるとすれば、それはやっぱり「聞かれたら困ることを突っ込まれたら…」ということでしょう。その意味で今までの経歴に沿った質問、つまり

なんでその学校に入ったのか そこでどんなことを学んだのか
その会社に入った志望動機は何か、そこでどんな仕事をしたのか、そしてその退職理由は何か
といったことを、整えていく必要があります。

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面接での立ち居振る舞いやマナーについて

実際の面接での入室・挨拶・退室といったことについて気になりますよね。自分が正しい振る舞いをしているのか。こちらを見ながらチェックしてください。大切なポイントやNGなことも紹介されています。


面接は『お互いを理解する場』であるので、それにふさわしい場にする誠実な努力をすることが大切なのです。

だから明瞭な発話で、姿勢よくしてということが言われたり、礼を失しないようにと言われるわけですね。最低限外してはまずいポイントをお伝えすると…

  • 「どうぞ」と言われてから着席する
  • 言葉とお辞儀を分ける
  • 「失礼いたします」という言葉をきちんとつかう
      (失礼いたしますという言葉はとても便利。マナーが必要な時には、意識する)
といったことはできると良いですね。


自分のこと知り、伝えるべきことを整理し、練習すること

上記のように面接は進み、聞かれるわけですが、聞かれることに対して”どう答えていくかを準備すること”が安心につながりますよね。その為には自分自身のことを知り、整理しておくとよいでしょう。自己分析ですね。

自己分析といっても様々なやり方があります。時間がなければ上記の質問に対する回答を書いておくところから準備しましょう。しっかりやるという点では、『今までの経験の振り返り』をし、『質問の回答を整理』することをおススメします。

やり方は学業、学業以外(サークルや部活動、ボランティアなど)、アルバイト経験、職業経験(離職されている方は前職)などの”活動領域”があると思います。

それらについて、「いつ」「どこの活動」「活動内容・業務内容」またそれらについての「心がけたこと、工夫したこと」などをたくさん出します。こちらの記事(「経験の振り返りをしてみる」の部分です)に詳しく書いています。


経験の振り返りをした上で面接に聞かれる質問について、振り返りをもとに回答を作っていきます。回答は、文章化してもよいですが、キーワードや箇条書きでも良いでしょう。構成も意識して、伝えたいことを先に書き、理由やエピソードを付け加えます。

ただし注意点としては、回答を用意するといっても、セリフのように作って暗記するのはNGですよ。会話が不自然になりますし、緊張して忘れてしまい答えられなくなるといったことが生じる可能性もあります。

さらに今までのことを踏まえて”練習をする”ことです。練習については、専門家に頼むのが一番ですが、家族や信頼のおける友人たちと練習することもできます。

どうしても一人ならば、自分一人でもシミュレーションしてみると違いますよ。さらに録音や録画をすると自分のクセなども一目瞭然。客観的にわかります。

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不安でも眠れるコツとは

最後に、面接の為に前日から緊張してしまって眠れない時にはどうしたら良いのでしょうか。

私も以前、外出先などで眠れなかったりすることもありました。でもこれをやることで眠れる様になりましたので、私流の眠れるコツをご参考までにお伝えします。まず一つには、

  • 寝る1時間くらい前にぬるめのお風呂にゆったりとつかること
人間の体は、体の深部の体温が下がると眠くなるようにできています。お風呂に入りいったん体温を上げてからベッドに入るようにしましょう。リラックスする意味でもゆっくりとお風呂に入ります。そして

  • スマホやパソコンなどを夜は見ないこと
特に寝る1時間は見ないこと。スマホの画面から出るブルーライトは、体を目覚めさせてしまいます。注意ですね。そしてベッドに入ったら、まず

  • 体をリラックスさせる・深呼吸などするとよい
でしょう。そして…
  • 今聞こえてくる音に集中する
         
      その中でも特に『自然の音を聞く』ようにしてみる
音に集中するといろんな音が聞こえてくるでしょう。そして虫の声、風の音、雨の音など…自然の音を探すんですね。たとえ密閉されたような空間であったとしても『気持ちを外へ持っていく』のです。そうしているうちに自然と眠れるようになりました。是非お試しくださいね。

まとめ

面接の不安を解消するポイントをまとめます。

<面接の不安を解消するポイント>
  1. 不安という気持ちは自分守ってくれるもの、 今自分が何かできることや行動することはないかというサインとして受け取る
  2. 面接と言うのは『お互いが理解しあう場』。働くという自分の一部と会社とがお互い合うかを話し合う場であることを認識
  3. 面接で聞かれることや正しい応対の知識をつけること
  4. 『今までの経験の振り返り』をし『質問の回答を整理』し、練習すること
  5. 眠るための準備と眠るコツを試してみること
でした。 是非ご参考にしてください。 よき面接となりますようお祈りいたします。

最後までご覧頂いてありがとうございます。