フリーターから抜け出す方法を徹底解説!ここからステップを踏め!
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今までアルバイトとして働いてきて結構続けてしまった。でもこのままでは先が見えないし、特に目標ややりたいこともない…フリーターの状態を抜け出したい。なにをして、どこから始めればよいのかよくわからないですよね。

フリーターから抜け出すには方法があります。その方法とステップを、普段若い方の支援をしている立場からご紹介します!


フリーターから抜け出すには

フリーターを長く続けていると親に色々言われたり周りの友達とかにいろいろ言われたりするんですよね。何とか早く抜け出したいと思うけど、日々とても忙しくてどんどん流されていってしまう。時々求人を見たりするけど それで終わってしまう、どこから始めたら良いのか、どうやって就活していくのか、焦る気持ちも湧くと思います。

フリーターを抜け出し正社員になっていくには、方法とステップがあります。

フリーターは長く続けてるが故に、解決すべき特有の問題があったり、就活のコツがあります。そういうものに触れながらフリーターを抜け出す就活についてお伝えします。

まずどこから始めたら良いのか、その第一歩と正社員として働くまでのステップを示しますね。

<フリーターを抜け出す9ステップ>

ステップ1 自分の中の引っ掛かりを整理する

ステップ2 時間を取る

ステップ3 就活の全体像を知る

ステップ4 方向性を明確にする

ステップ5 応募書類の準備する

ステップ6 面接の準備をする

ステップ7 必要なモノを準備・購入する

ステップ8 求人を探し応募をする

ステップ9 採用試験を受ける

となります。これらについて一つ一つお伝えしますね。

ステップ1 自分の中の引っかかりを整理する

フリーターを長く続けていて、アルバイトから正社員への就職ってことを考えた時に、自分の中でいろんなことが引っかからないでしょうか。そのために行動にブレーキがかかってしまう。その例と対策を考えたいと思います。

「時間がない」

週に5日1日8時間働いているなら、ほぼ正社員と同じような働き方になりますよね。この状態で就活をすると、普段働くということに加えて、もう一つに大変なことをやるという心構えが必要です。

1日仕事をしてきてなおかつ就活に時間をとっていくということ自体がとても大変な事なんです。そこで疲れてしまう。

”就活にエネルギーを注ぐことができない”と言うのが抜け出せない原因の一つでしょう。だから『就活のためにきちんと時間を取る』ということが大事になります。

ではどうしたら時間を取ることが出来るでしょうか。一つには、「今までしていたことをしない」という選択をすることです。1日アルバイトで働いてきてる訳ですから、疲れて後は自由時間にしたいところですが、テレビを見る時間や何か趣味に使う時間というものも削っていく必要があるかもしれませんね。

それでも時間を取ることが難しいなら、アルバイトの日数を減らすという選択もあります。

まだどうしてもと言うことならばアルバイトを辞めるという選択もありえます。就活が長引くリスクがもしあるならば、できれば働きながら就活することをお勧めしたいところですね。

「アルバイトだから大したことしてないのでPRができない」

「アルバイトだから大したことをしていなくて、経験として訴えることがない」とお考えなのでしょう。もちろんアルバイトと言っても色々あります。ごく単純作業から正社員に限りなく近いようなことをする事業所まであります。

特にアルバイトが主戦力になってるようなところはかなりいろんなことをやっていると思います。そんな場合にはとても良いPRが作れたりするものです。

いずれにしても”あなたがもし真面目に一生懸命取り組んだならそれはPRになります”

しっかりと経験の振り返りをして…

  • 努力工夫したことはあるか
  • 心がけたことはあるか
  • 意識していたことは何か
  • やりがいを感じたことは何か
などを出してPRを作りましょう。

経験の振り返りの具体的なやり方についてはこの記事を参考にしてください。


「就活したいけど辞めるとなるとアルバイト先に迷惑をかけてしまう」

アルバイトを長く続けているので主戦力としてシフトにがっつりに入ってしまっている。この状況で就活で勤務時間が減ってしまったり、ましてやめることになってしまうとアルバイト先に迷惑をかけてしまうと思う人が結構いらっしゃいます。

シフトに穴をあけることになるので迷惑をかけてしまうと言うことですね

これもあなたの人生とバイト先のシフトとどちらが大切ですかと言うことを投げかけたいと思います。あなたの人生は唯一大切なものです。 しかしバイトで働く人、こう言ってはなんですが代わりはたくさんいます。あなたのアルバイト先はあなたの人生を支えてくれますか、あなたの人生を支えるのはあなたしかいないのです。

これ以外にもいろんな引っ掛かりがあるかもしれませんが、それらを整えるのが第一歩です。

ステップ2 就活のための時間を取る

上記でも触れましたが就活のために時間をしっかりとることがポイントの一つです。就活の為の時間とは、応募活動の準備をする時間や実際に採用試験を受ける時間のことです。これは”意識的に取らないと、日常にドンドン流されてしまいます”

家に帰ってしまうと”まったり”してしまい進まない方もいるでしょう。そんな場合には帰りにマックによって「履歴書書こう」とかいろいろ自分の生活状況に合わせて工夫すると良いと思います。

ところで時間を取るって言っても、「会社が夜に面接やってくれるの」って思うかもしれません。面接などは平日日中だけにやるものと思いがちですが、企業によっては平日の夕から夜、また土曜日などに面接をしてくれるところもたくさんあります。

今就業中の転職者を採用しようと思ったらそうならざるを得ないからです。安心して受験しましょう。

ステップ3 就活の全体像を知る

ここからが実際の就活になってきます。フリーターでずっといるのにどうやって正社員の就活をするのか、就活自体をしたことがない方などは疑問な点がたくさんあると思います。

まずは就活の全体像をつかむことで 正社員就職するイメージを客観的につかみ、スケジュールを立ててみましょう。

大きな柱と言うと

  • 方向性の明確化…どんな仕事や生活を望むのかをはっきりさせる
  • 応募書類の作成…履歴書・自己紹介書などを作成する
  • 面接準備…マナーや想定問答などを整える
  • 求人情報の収集…インターネットのサイトやハローワークなどで集める
  • 採用試験の受験…筆記試験や面接試験を受ける
となります。

この一連のプロセスを踏みます。しかし一回でストレートに採用が決まる方もいる一方、実際は数ヶ月の活動の中で試行錯誤し、このプロセスを2、3回は回すことはよくあることです。

例えばアルバイト経験を活かして販売・接客の仕事につくと打ち出して、履歴書などつくり、面接で伝えることを整理し受けます。でも”なんだかの理由”例えば転勤が多くて自分のライフスタイルとは合わないなあと思って、方向性に戻って考えなおしたりします。

かかる時間については、各々にどのくらいの時間を”かけるか”また勤務先との関係や自分のエネルギーなどによって”かけられるか”によって変わってきます。

受験から内定までの応募期間については相手のあることなのでなんとも言えませんが、目安として〇ヵ月かけると仮にでも決めるとよいでしょう。

就活は全く初めてである方を想定して、以下に各々の内容についてお伝えしていきますね。

ステップ4 方向性を明確にする

方向性を明確にするとは、『どんな仕事をし、どんな生活を望むのかをはっきりさせること』です。やりたいこと、大切なこと、できること、やる必要のあることなどを整理して軸となるようなことを明確にしましょう。

軸とは「健康に困っている人の役に立ちたい」とかある程度漠然としていても思いのあるもののことですね。

できれば具体的な職種(例:事務職、営業職など)や業種(例:自動車業、飲食業など)をある程度まで出せることです。

そのためには自己分析や仕事研究・業界研究も必要です。やり方についてはこの記事も参考にしてください。

フリーターという点でいうと、”正社員採用には”意欲”や”態度”が大切”です。その点で『思いの持てる』ことが重要です。しかしやりたいことはないし夢も目標も資格もないという方はどうしたらよいのでしょうか。

やりたいことがなくても、それだけが仕事を決めるもとではありません。自分のアルバイトの経験、学校で学んだ経験や身の回りのことから『それって結構大事じゃない?』って思えるようなこと、大げさに言うと使命感のもてるようなことから考えるもの一案。

またアルバイト経験から得た『スキルを活かし育ててお役に立てないか』などからも軸は出せます。

例えば、
  • 「最近空き家が増えたよな家をなんとかするって大事だよな」→住宅
  • 「お客さんと話をして喜ばれたことって嬉しいし活かせないかな」→営業、販売
是非考えてみてください。

ステップ5 応募書類の準備する

応募書類とは履歴書、添付書類(職務経歴書・自己紹介書)そして添え状の三つのことを言います。フリーターの方の場合、工夫したりやった方が良いことがありますからこれについても触れていきます。

履歴書は大きな文房具店や書店に行くといろんなものが売っています 。一般用を選びますが、その中で学歴・職歴をたくさん書くものではなく、A3用紙の右側が自分のPRになるものを選びましょうアルバイトの経験もしっかり書きます

一般転職者であれば、職務経歴書という自分の職歴についてPRするための添付書類を作成しますが、フリーターの方も長く続けて、正社員のように働いているなら「職務経歴書」でよいでしょう。

しかしそこまでやっていない方の場合であれば、それに代わる添付書類として「自己紹介書」を作成するとよいですね。

添付書類については内容構成については”自由”です。これは職務経歴書についても仕事の経歴が書いてあればあとは自由なんですね。自己紹介書といっても内容上、職務経歴書に準じてもよいですし、志望動機や自己PRを文章的に書くやり方もあります。

いずれにせよ。希望職種と志望動機、アルバイト歴、そこで力を注いだこと、心がけたこと、資格スキルなど、学歴や学習歴についても書いてよいと思います。こういった項目を考え、A4サイズで1から2枚で仕上げます。

添え状については、書類選考のときに使うビジネスレターです。ビジネスレターなのでパターンも決まっています。

左上に送付先所属と氏名、右上に日付と自分の住所氏名、本文は「拝啓 ~ 敬具」で挟んでご挨拶、送付する旨の文章、面接のお願いなど記入していきます。簡素に作っても、少し凝って自己紹介やPRを入れてもよいでしょう。

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ステップ6 面接の準備をする

面接の準備については、人により気になること、心配なことが異なるので代表的な準備をお伝えします。

まずは面接でどういう立ち居振る舞いをしたらよいのかを知りましょう、マナーですね。

フリーターの方はマナーについて分からないと訴える方が割と多いのですが、面接という限定的な場面ではそんなに大変なことはありませんし、パターン化しています。それを身に着ければOKです。要は、
  • 『誠実な良い印象で、意欲・熱意が伝わること』が大切
なのです。

そしてそれを伝えるためにも「面接で聞かれることについて、この言葉を使って・この順番で・こう話そう」を整理しましょう。

特にフリーターの方の場合には なぜ正社員になりたいのかということをしっかり考えて伝えていく必要があります

上記のことも含めて聞かれることはだいたい決まっていますから、それらについてまとめましょう。

文章化してもよいですが、セリフのように暗記はNGです。不自然な会話になりますし、思い出せないと頭が真っ白になってしまう要因にもなります。

さらにその上でロールプレイなど練習をすることです。家族や親しい友人に頼むのも手ですが、一人練習も効果的です。ちょっと勇気がいりますがスマホの動画でとってみると客観的にわかります。

詳しくはこの記事を参考にしてください。

ステップ7 必要なモノを準備・購入する

就活するのに、ある程度は服装やグッズなどが必要です。最低限必要なものを上げますね。

  • 服装面…(リクルート)スーツ上下 Yシャツ ネクタイ ベルト 靴
           ※紺色 黒色で清潔感のあるものが良好
  • グッズ面…鞄(自立式のもの) 時計 手帳 筆記用具 就活のためのノート
  • コミュニケーショングッズ面…スマートフォン・携帯電話
           ※メールでやり取りすることも多いので、メールアドレスも必須
などです。就活は、交通費やお昼代など案外出費がありますから、ある程度は「軍資金」が必要になります。

ステップ8 求人を探し応募をする

ここまでくればいよいよ応募です。ハローワークやインターネットの求人を見て応募をします。代表例であるこの2つの使い方についてお伝えします。

インターネットの求人

リクナビネクストなどが代表例ですが、既卒に特化した求人サイトもあります。活用する手順としては、

  • 会員登録をする(すでに作成した職務経歴書や自己紹介書を活かしてコピペしましょう)
  • 求人検索をする(方向性を打ち出した仕事を検索)
  • 良い求人があったら、Web上の記入欄をブラッシュアップし応募する(登録している情報をもとに、志望動機など加える)
です。これで採用試験の始まりです。学生の時に就活をした方は、プレエントリーとかしたと思いますが、会社説明会の参加がその会社への意思表示なるのと同じです。

おススメの求人サイトを上げておきます。
  • リクナビネクスト
  • マイナビ転職
  • エン転職
  • はたらいく
  • Re就活
  • 女の転職
などですね。

ハローワークの求人

ハローワークは大手だけでなく特に地元求人や中小企業に強かったりします。これらの希望にはよいですね。

求人は地元のハローワークや県や市のハローワーク出先機関にいって求人票が見られます。またハローワークインターネットサービスというサイトもありますのでパソコン上でも見られます(ただし一部企業は企業名を伏せています、なので求人票をしっかり見たほうがようでしょう)。

その使い方は
  • ハローワークの登録をし、求人検索する
  • 受けたい求人票や求人番号を持参。職業紹介の相談をし、企業の斡旋・紹介状の発行をする
  • 各企業の採用のステップに沿って応募活動に入る
となります。

ステップ9 採用試験を受ける

会社の採用試験を受けるわけですが、その”ステップは各々の会社によって異なります”。ですから受験している会社の流れに乗っ取って、メールや電話、郵送などでやり取りをしながら進めていきます。

大まかな流れとしては、インターネットの求人では、Web応募をし、選考受け、筆記試験や面接を受け、内定となります。

ハローワークでも各企業によって書類を郵送して書類選考からするところもありますし、いきなり面接に来てくださいというところもあります。いずれにせよ。ハローワークが途中介在することは基本的になく、企業と応募者でやり取りします。

番外編:心配りある日程調整をする

実は内定したあと、 ちょっと面倒なことがあります。それは”入社日をどうするか”と言うことです。

アルバイトで働きながら就活する場合には即日に転職することはできませんから、『これから入る就職先と現在働いているアルバイト先とで退社と入社の調整をする必要』があるのです。

これから入る会社が入社を通常2ヶ月も3ヶ月も待ってくれません。また今のアルバイト先も すぐに止められては困るでしょう。

これから入社する会社、現在のアルバイト先、そして自分とできるだけ誠実に 良い形になる様な調整を心がけましょう。

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やっぱり心構えが大切

改めて強調します。フリーターの方が正社員になっていくのに一番大事なことは
  • 意欲と働く姿勢
です。

採用側から見ればしっかり感が大切。

フリーターの方を採用する際に、採用側が見る大事な視点です。働くことへの意欲ややる気を持って、誠実な姿勢で仕事に臨むことをアピールすることが肝要なのです。

まとめ

フリーターを抜け出すためには…
  • フリーターを抜け出すステップを実践する
  • フリーター特有の問題があるのでそれに取り組む
  • 意欲と誠実な態度で臨む
でした。

これらを実践してフリーター状態を抜け出し、素晴らしい仕事人生になることをお祈りいたします。

ご参考に。

最後までご覧頂いてありがとうございます。