面接での口下手はこう対策しよう!そのままでいいんです!
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自分は口下手なので面接が苦手、面接で上手く喋れないだからなかなか就活や転職がうまくいかない…そんな風に感じる事ってありますよね。

口下手なことを克服へ向けて努力することはとても良いことだと思いますが、私は自分とは違う人になる必要はない、そのままのご自身でやっていくのも良いと思っています。じゃどうやって面接を乗り越えるのかって思いますよね。

口下手な方が面接を突破する対策はあるんです。

普段 若い方の就職の支援をしており、少なからずしゃべることの苦手な方の就活や転職のお手伝いをしてきた立場から口下手な方が面接を突破していくにはどうしたらいいのかについてご紹介したいと思います。




会話以外にも自分を語ることはできる

採用面接を突破するには採用側が着目していることを意識する必要があります。”採用側が着目していることの重要点は、はたらく人としての人柄、やる気や意欲、誠実な態度 そして経験やスキルなど”です。

面接と言うと経験やスキル・資格といったものがクローズアップされるように思えますが、実はやる気・意欲・態度そして人柄という部分がとても大事なんです これらを伝えていけばいいんですね。

ではこれを伝えるのは会話やしゃべることだけかと言うとそんなことはありません。他にも対策を立てることができます。

充実した応募書類を作る

口下手で喋ることが苦手ならば応募書類に語ってもらいましょう。それは通常書くよりも、『よりリアルに書く』ように工夫します。

特に志望動機や自己PRといったものは、しっかりとした考えのもとに、リアルに表現していきます。口下手で伝えづらい分、書類の中に具体的でリアルな表現を混ぜ込みます。

ただしいたずらに”盛る”のではありません。自分ではないものを表現することは会社も自分もお互いによろしくはないでしょう。

文章量が多くなるので見やすくなるような工夫をしながら、応募書類に語ってもらうんですね。

また応募書類というと履歴書や職務経歴書が一般的ですが、それだけである必要はありません。別途PRに繋がるような”添付書類”を付けても構わないものです。

例えば”自己PR書”を言われなくてもつけたり、企画や制作系の仕事であれば”作品やポートフォリオ”をつける、こういったことをしてみるんです。

また「添え状」という案内状を書類選考のときにはつけます。ビジネスレターでもあるのでごく簡単に済ますこともできます。しかし本文の中で、「私は~」という自己紹介と簡単なPRを盛り込むことによってご自身を伝えることもできます。

面接のお礼状を出す

面接が終了したらその面接のお礼状を出しましょう。ハガキやメールで面接していただいた感謝を伝えます。以下に文例を示します。
<面接礼状例>
                        ○○年〇月〇日
株式会社○○
人事部採用担当
○○様 
                               住所
                               氏名
                               電話番号
拝啓
貴社益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
本日は、大変お忙しいところ、面接の機会を頂き誠にありがとうございました。
面接では貴社の事業内容、お仕事内容など丁寧なご説明に感謝しております。
お話を伺う中益々貴社で働きたいという気持ちが高まりました。
私も○○の仕事に従事し○○をやってみたいと思い、是非○○職として活躍できる機会を頂ければと思いました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ながら貴社の益々のご発展を心から祈願しております。
                               敬具

メールの場合は件名を「(〇次)面接のお礼(氏名)」として、また自分の住所・氏名・電話番号を<署名>として最後に記入します。

コツは、『感謝の気持ち』を表現すること。そしてできるだけ早くお伝えすること。ハガキであれば面接が終わった帰りに書いてポストに投函しましょう。何かしてもらったことに対して、きちんと礼を示すということができるということを評価してくれる会社もあります。

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誠実な態度を心がける

口下手だからと言って”おどおど”したり”縮こまった”姿勢や態度で面接をする必要はありません。

自分の伝えるべきことをしっかりと準備し、背筋を伸ばし、落ち着いた姿勢…もしかしたら言葉はなかなか出てこないかもしれませんが、自分の思いを熱意を持って、
  • 『伝えようとする』
こと。そこに誠実な態度が実現します。

またきちんとしたお辞儀ができること。お辞儀ひとつでその人物を判断する人もいます。

こういった面接に臨む姿勢そのものに『人柄が出るもの』ですし、こういうことからも信頼を得ていくことができるのです。

入念な面接の準備をする

口下手で面接がうまくいかないといいつつも、そもそもの面接対策をしっかりと準備したいものです。

採用面接は「これから一緒に仕事をしていきましょう」という仲間を選び合うという目的をもった出会いですから聞かれることもある程度は決まっています。ですからそれに対して、想定問答を作ったり、練習を重ねましょう。

面接想定問答を作ろう

想定問答は、聞かれることに対してこう答えるを整理するものです。多ければよいということでもありませんが、20問くらいは作りたいところ。

文章化しても構いませんが、「セリフのように」暗記することはNGです。一言一句記憶すると、実際の面接の場でそれを引き出そうとすることになるので結果として応用が利かず、しかも不自然な会話につながります。

ですからこの言葉を用いてこの順番に答えようくらいを記憶しておくことでしょう。箇条書きやキーワードでの準備をおススメします。(想定問答についてはこちらの記事「面接の不安はこうして解消!安心へ変える5つのコツとは」も参照されてください。)

そして志望動機や自己PRを良いものとする。どちらも


  • 『私は~』と自分を表現すること
です。特に志望動機については、「貴社は~」という記述をメインに語るより、一番は「私は~」そして「貴社は~」と語ることが良いように思います。

サンプルに出ていることをまねるのではなく、自分が本当に経験してきたものを伝えることが『リアルに語る』を実現します。

マナーを大事に

採用側との面接を誠実な出会いとするためにも、マナーは大事にしたいですよね。言葉ではないところでもしっかりとアピール。面接の入退出などマナーについては、上記の記事も参考にされてください。


一人でも面接の練習をしよう

会話やしゃべるということを気にせず、とはいうものの、練習をしていくことは大切です。有償・無償かかわらずそういったサービスを利用することも有効です。また友人や家族に面接官役を頼んで練習するのもよいことですね。

ここではひとりであっても練習できる方法をご紹介すると…

  • 『一人ロールプレイング』
です。

本番と同じように椅子をセッティングして質問を書いた紙を少し離れたところに置きます。その状態で面接練習をします。エア扉もイメージして入退室も練習します。

ただ練習せずイメージするだけと、実際に会話を意識して練習するのとでは、かなり感じが違うことに気づかれると思います。自分ひとりでやれますから何回でもできますね。

少し勇気がいりますが、できればビデオや動画で自分のやっている様子を録画し確認することをおススメします。自分を客観的に見ることができます、至らないところがあれば修正していきましょう。

そしてこれは口下手な方だけということではありませんが、
  • 『はっきりとした、大きめの声を出す練習』
をすることもおススメです。特に離職期間中ですと、人と話す機会が激減します。しゃべらなくなるので、声自体をださなくなります。すると「小さなしょぼしょぼした声」になりがちなんですね。

合唱部や放送部のように発声練習できるのもよいですが、どこでというのがありますよね。家でやれればよいですが、「カラオケルーム」もおススメです。発声練習でなくても歌を歌うこともよいことでしょう。ちなみに私が転職活動をしていた時は、”車の中で”練習をしていました。

まとめ

以上まとめます。
<口下手な方の面接対策>

ポイント:通常の面接対策に加え”会話以外”にも、はたらく人としての人柄、やる気や意欲、誠実な態度 そして経験やスキルを語ること

その為に

充実した応募書類を作る

面接のお礼状を出す

面接想定問答を作る

マナーを大事にする

一人でも面接の練習をする

など工夫をこらす
でした。

たとえ口下手だと自覚されていたとしても、それで臆することなく面接に臨んでくださいね。その誠実な努力は採用側に伝わります。良き就活、転職活動となりますようお祈りいたします。

最後までご覧いただいてありがとうございます。

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