Sponsored Link
最終面接には何回かいくのにどうしても通らない。最終面接で決まらない時ってあります。なんでかわからないですよね。そんな方にはある共通点があるように思います。実は最終面接には大切な心得があります。普段若い方の転職や就活の支援をしている立場から、最終面接で意識したい大切な心得についてお伝えします。
最も大切な最終面接の心得とは
普段、転職や就活の支援をさせて頂いていると最終面接には何回か進むのに最後で決まらない方っていらっしゃいます。そのような方にはある共通点があります。それは
『何か煮え切らない態度』
だったり
『迷いが見えること』
だったりします。採用側にしてみれば、本当に「内でやっていく気持ちがあるのか」と思うでしょう。その為採用には至らないのです。したがって最終面接の心得として最も大切なこととは
- その会社で長期的に働く意志を持つこと
私も転職活動の最終面接で、実際にトップから「内に来る気はあるのか」とストレートに問われたことがあります。つまり腹を決めているかが大切なのです。当たり前といえば当たり前ですが、時にはそれが持てない時もあるものでしょう。
決まっているなら良いものの、決まっていない場合にはどうしたら良いでしょうか。これはおそらく自分の仕事選びに少しブレがあるからではないでしょうか。
自分の気持ちを整理する
転職や就活がむずかしくなってしまうことに、”志望順位と採用試験の結果がでる順番が合わない”ことがあります。例えば第一志望の会社が良い感じで進んでいて、第二志望の会社の方が先に最終面接に進んでしまうことですね。こんな時には迷いが出てしまうことでしょう。この場合に必要なのは
『気持ちの整理』
です。では何をどのように整理したら良いのでしょうか。
Sponsored Link
それは
- 自分が働く、また生活していく上でどんなことを大切にするか
そして望むことを挙げるだけでなく
- MUST(必要なこと) とWANT(望ましいこと)を分けること
MUSTすなわちこれが損なわれたら、その会社や仕事を辞めるくらいの重要な事柄ですね。それとWANTすなわち望ましいこと、できればそうあってほしいことですね。これをハッキリと区分けするのです。
もしかしたら、全部MUSTだったりします。これでは判断がつきませんね。本当に重要なことはなにか、それをしっかりとつかんだ上で、始めに受けた会社と次に受けた会社とを比較します。どちらがより望ましいか判断がつくと思います。このようにして気持ちを固めて最終面接に臨んでください。
最終面接の特徴を理解する
また最終面接の特徴を理解しておくことも心得としてあります。1次面接など今までの面接とは何が違うのでしょう?一つは最終面接は役員面接ですから、今までの面接とは視点が違います。役員の視点ですから、「長期的な人材として有用か」をみています。
上記の「内に来る気があるのか」と問うのは、長期的に勤める腹があるかということですから、前提になるような問いかけなんですね。なおかつ一緒に仕事をやっていこうとお互いに思えるかを確かめることでもあるでしょう。
そのような特徴から将来のキャリアビジョンが語れると望ましいですね。
また別の特徴として、役員は忙しいですから、
『単刀直入に問いかけられることがある』
かも知れません。もちろんその人となりにも寄りますが、心得ておいた方がよいでしょう。もしそういう風に質問されたらビックリせずに答えましょう。
面接の極意を実現する努力をする
そして面接というものには極意があります。以前 「面接の極意とは、就活がうまくいくたった一つの原則を活かせ!」という記事を書きました。詳しくはそちらに譲るとして、面接に望む際には
『お互いを理解する場としてそれにふさわしい、尊く誠実な姿勢を実現する』
という面接の極意を大切にしましょう。最終面接は会社の代表とお互いのこれからを話し合う場です。礼儀というだけでなく将来を語る訳ですから尊く誠実な姿勢が良い結果を招くのです。
まとめ
面接の心得についてまとめます。
<最終面接の心得>
ポイント1 『その会社で長期的に働く意志を持って最終面接に臨むこと』
→自分が働く、また生活していく上でどんなことを大切にするかについて
MUST(必要なこと) とWANT(望ましいこと)をしっかりと分けることで整理する
ポイント2 『最終面接の特徴を理解する』
→単刀直入に問いかけられる場合もある
ポイント3 『面接の極意を実現する努力をする』
→お互いを理解する場としてそれにふさわしい、尊く誠実な姿勢を実現する
でした。最終面接は就活や転職活動のツメですよね。お話しする相手は社会の荒波を乗り切った方々です。”胸を借りて”来ればよいのです。いたずらに緊張せずでも気持ちをぶらさず、尊い気持ちで臨んでくださいね。ポイント1 『その会社で長期的に働く意志を持って最終面接に臨むこと』
→自分が働く、また生活していく上でどんなことを大切にするかについて
MUST(必要なこと) とWANT(望ましいこと)をしっかりと分けることで整理する
ポイント2 『最終面接の特徴を理解する』
→単刀直入に問いかけられる場合もある
ポイント3 『面接の極意を実現する努力をする』
→お互いを理解する場としてそれにふさわしい、尊く誠実な姿勢を実現する
良き面接となるよう心からお祈りいたします。最後までご覧頂いてありがとうございます。
Sponsored Link