どんな仕事をしたいかよくわからない!ココから考え動こう
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いざ就活とか転職とかって思ったときに、「いままでしっかりと考えてきていない」とか、「やりたいことはあったけど、それはかなわずに、どんな仕事をしたいのか、まったくわからなくなってしまった」とかそんなことに直面してしまう方もいらっしゃるでしょう。

一体どう活路を見出していくか入口すらわからない…そんな方へ。普段支援させていただいている立場から、どう考えて動いていったらよいのかを基本からお伝えします。



仕事を考える『軸』をつくろう

そもそも将来の仕事について、「なんとなく考えてきているもののよくわからない」とか、またいろいろ事情もあって、「どんな仕事をしたいのかわからなくなってしまった」といった場合、途方に暮れてしまうものです。

でもこれは『先を考えていく軸がわからない』とか『軸を見失ってしまった』ということ。仕事を考えていく軸があれば、それをもとに考え行動していくことができます。

それがとてもしっかりしたものであるならば、多少何かあってもぶれることなく行動していくことができるものです。つまり仕事を考えていく『大本』を作り上げてゆくことが大切なのです。

これは『探す』というより『創っていくもの』のように思います。では軸とはどんなもので、それを創るにはどうしたらよいのでしょうか。


仕事を考える軸とはいったいどんなもの

皆さんは、将来を良いものにしたいですよね。誰でも良い仕事、良い生活をしたいものでしょう。仕事は1日の時間の多くを使いますし、それが充実していたら素晴らしい人生になります。

例えば「音楽が好きだから関連した仕事に就きたい」、「食べることが好き、みんなにおいしいものを届けたい」とか、いやいや「社会に貢献できることが大事でしょう!」など働く上で『こだわりたいこと』それが軸です

また仕事のことだけではなく、「こんな生活をしたい」と言ったこともあわせて考えた方がよいですね。収入面だけでなく、休みや通勤などは生活に直接影響を与えるものです。

総じてどんな仕事や生活を送りたいのかという『基準』が軸なのですね。

どんな仕事や生活をしたいのかは、人それぞれです。何か1つの「正解」があるわけではありません。それ自体が個性そのもの。他の人と比べるものでもないのです。自分にとって自分らしく生きるにはどんな仕事や生活をしていくことが良いことなのかの『要素』を創っていくことが大切なのです。

仕事を考える軸を創るには

ちょっと漠然としているかもしれませんね。でもこの軸は何を挙げてもよいものです(反社会的なものでなければですよ)。よく「やりたいこと」ということが言われますが、これがあればそれもよし。ないからNGということでもありません。やりたいこと以外にも将来をつくる要素はたくさんあります。

では軸の創るにはどうしたらよいのでしょう。

ちょっとその前に、まずは今の現状については”おいておく”ことをおススメします。今の現状をこの段階で念頭に置くと、すぐに自分に制限をつけてしまいがちです。「そんな考えはどうせ無理だ」とか思いがちですね。しかしこれは、自分の可能性をそいでしまうものではないでしょうか。現実検討はいずれはするもののまずは、自由に考えてみましょう。


自分は一体何に興味があって、どんなスキルを持ち、何を大切に思うのか…それをハッキリさせること。これが『自己分析』です。何を持ち込んでもよいのですが、職業選択を考えるアプローチの代表例をお伝えしましょう。

それは
  • 職業興味・関心
  • 能力・スキル
  • 価値観
それから
  • キャリアに影響を与える、する必要のあること
を想定しておくことも良き人生を営むには大切です。

仕事選びの軸へアプローチの仕方とは

まず仕事選びの軸へアプローチする方法例を各々ご紹介しましょう。

何が好き?…職業興味からアプローチ

自分が何に興味があるのか』から考えていくことは、職業選択の基本ですね。例えば「絵を描くことが好き」とか、「人への関心が強い」とか、「自動車が好き」とか…一番わかりやすいかもしれません。それを【今まで(過去)】そして【今(現在)】、どんなものがあるのか挙げてみることでしょう。

挙げてみたことが直接、仕事に結びつけばよいですが、そうではないこともあるでしょう。「それでは食べていけない」、「そんなスキルはない」など…結びつかないこともあると思います。

例えば「絵を描くことが好き、でも…その道に行きたい」というときには、本当にそれで行くならある種”覚悟”が必要でしょう。マンガ家だったりイラストレターなどなるには専門教育が必要。

と、こういうことを言うと「そこまでの気持ちはないからな・・・」とあきらめてしまうかもしれませんが、仮に専門教育を受けることが難しかったとしても、別な方法を探すこともできます。大切なのは、「好きだ」という気持ちをどう活かすかというところなんですね。

例えば

絵 < アートや視覚への関心

と広げていけば、編集者、看板製作など考えることができます。また職種=日々のする仕事だけでなく、

業種=扱うモノ・サービスの世界へ広げていくこと

もできます。例えば出版業、広告業など業界選びにつなげていくこともできるのです。

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何が得意?自信がある?…能力やスキルからアプローチ

好き嫌いというより、『どんなことが得意で自信があるのか』ということからのアプローチも王道ですね。仕事はなんだかんだ言っても、『できること』が大事。好きかどうかはともかく結果が出せれば貢献できますし、自分に自信がもてるものです。また好きでなくても、できることが、興味を呼んで好きになっていくこともあるかもしれません。

これも「自分はたいしたことはできない」と思うとなかなか出てきません。破片でよいので、こんなことが割とうまくいったなあということから挙げてみましょう。

「人への気配りがわりとできるなあ」「集中して作業を取りくむことができる」とか…漠然としていてもソコをきっかけに考えていきましょう。

例えば、気配りができるなら、それを活かせる仕事ってなんでしょう。人にかかわることならいけそうです、一般的スキルとしても活かせますが…接客、営業、教育、福祉関連、営業事務、受付秘書…などですね。

何が大切?…価値観からアプローチ

また自分の仕事や生活をするのに『何が大切か、重要視するか』という方法もあります。どんなにそのスキルが高くても、それをやる意味や価値を認められないなら、良き選択とは言えないでしょう。キャリアを考える根底かもしれませんね。

仕事する上でこだわりたいこと、例えば、「人が元気になる仕事が大切だと思う」とか、「お年寄りがほおっておけない」とか、そのようなことから仕事を考えるキッカケを得ます。

また「生活の安定を最重要視する」とか、「休日は必ず土日ほしい、転勤はあっても構わない」とかですね。条件面もあるでしょう。

番外編 自分のキャリアに影響を与えることも考慮する

それから、自分の好き嫌いなどにかかわらず、自分のキャリアに影響を与えること、多くは『する必要のあること』も考慮した方が良いものです。これはいまスグといったモノとは限りません。例えば、近い将来、親の面倒をみる必要があるとか、家業を継ぐ必要が出てくるなどです。

女性の場合には、結婚や子育てといったライフイベントもありますよね。

さていろいろ見てきましたが、これらのことを

『ハッキリ』させていくことが第一歩
なのです。そして

『総合的』
に考えていきます。

仕事選びの軸を考えた、でもそれだけでは足りない

「自己分析をしてみたけどそれでも、方向性がよくわからない」という声も聞きます。これら自分が望むことをハッキリさせた、そこまではよいとしてもそれで終わってはいないのです。

決めるということ

はっきりさせたら、それを就職活動や転職活動に持ち込むかを『決めて』『模索する』必要があるのです。

これは『意思決定』です。

といってもその要素をもとに就職活動をするかといった意思決定です。

例えば「絵が好き」を自分の中にとらえて「ハッキリ」させた。ここで止まらずに、それで就活をするか決める。決めたなら、「どんな仕事がありうるのか」、仕事研究や企業研究する。「自分のスキルはどの程度か確かめる」など決めて活動し、その経験の中で現実検討していきましょう。

現実検討し、自分が絵のスキルが足りないとしたら、「専門教育を受けてチャンスを狙う」とか、またやっぱり絵で食べていくのは難しいとするならば「ライフワークへ持ち込んで、人生を豊かにしていこう」など発想を切り替えていくこともよいでしょう。「そのためにちゃんとお休みが取れるところを探そう」と考えてもよいわけです。

このように決めて模索していくことこそが就職活動、転職活動なのです。まずはこれで動いてみようと決めることが大切なのです。

長期的なキャリアプランにつなげよう

このようにしていくことが卓上のものではなく、生きたキャリアデザインをすることですし、そこで見えてきたことからさらに将来を考えていくことが長期的なキャリアプランを確かなものにしていきます。

5年10年…と長期的に考えていく。夢や理想って、突然言われてもなかなか出てこない方もいらっしゃると思います。でも夢とか理想、希望って持っていいものなんです。上記のようにして考えていけば、そこへつなげられることでしょう。

まとめ

どんな仕事をしたいかよくわからない場合にどのように考えて行動していけばよいのか述べてきました。

『仕事や生活を考える軸をつくる』ことが大切。

→軸をつくる『要素』をハッキリさせ、行動のキッカケを得る

  要素をハッキリさせるアプローチとして

  ① 職業興味・関心

  ② 能力・スキル

  ③ 価値観

   などを考える

→『要素』がわかってきたら、それで就活・転職を考えていくか『決める』

→決めたら、どんな仕事がありうるのか、仕事研究や企業研究するなど『模索』する
でした。ぜひ皆さんらしい夢や希望を描いて素晴らしい就活・転職になるよう行動してみてくださいね。

ご参考に。

最後までご覧頂いてありがとうございます。

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